tagosaku USDJPYの口コミ・評判|2013年発売の移動平均線トレンドフォローEAの長期フォワードを検証
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目次
「tagosaku USDJPY」(タゴサク)は、りりーさん(Ririy’s工房 自動売買研究所)が作ったドル円専用のMT4用EAです。販売開始は2013年5月17日。10年以上前から売られていて、2026年1月にもバージョン26-2への更新が入っている、息の長いEAです。
仕組みは、移動平均線でトレンドを判断して乗り、ATR(平均的な値動きの幅)を使ったトレーリングストップで利益を伸ばすという、オーソドックスなトレンドフォローです。ポジションは常に1つだけで、ナンピンもマーチンゲールも使いません。販売ページのキャッチコピーは「雨の日も風の日も負けず最後に黄金の収穫期を向かえる!」。勝ったり負けたりを繰り返しながら、最後にトレンドで大きく取る、という性格をよく表しています。
購入者レビューはまだ投稿されていません。その代わり、このEAには2013年から続くフォワード(リアル口座の運用実績)があります。この記事では、その数字を年ごと・期間ごとに読み、勝率37%台のEAをどう評価するか、そして自分が動かすならいくら必要かまで落とし込みます。
この記事の結論
- ドル円・MT4専用のトレンドフォローEA。移動平均線と各種フィルターで入り、反転サイン・ATRトレーリング・ATRの天井底検出の3通りで決済
- 最大1ポジション・最大損切り100pips。ナンピン・マーチンなし。販売ページの分類は「デイトレーディング」「1ポジション型」
- フォワードは2013年5月から約13年で、収益+1,053,880円・勝率37.88%・PF1.25・最大DD約13万円。年単位ではマイナスの年が2回(2017年・2019年)
- 勝率は低いが、平均利益(4,694円)が平均損失(−2,295円)の約2倍という損小利大型。連敗に耐える前提で使うEA
- 価格は30,000円。利用者133人、残り137本で31,000円に値上げ予定。レビューは0件。MT5版は別商品
tagosaku USDJPYの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | tagosaku USDJPY |
| 出品者 | りりー(Ririy’s工房 自動売買研究所) |
| 種類 | EA(全自動売買) |
| 価格 | 30,000円(税込)※残り137本で31,000円に値上げ予定 |
| 対応プラットフォーム | MT4(MT5版は別商品) |
| 通貨ペア | USDJPY(ドル円) |
| 時間足 | 30分足(販売ページの商品情報) |
| 取引スタイル | デイトレーディング・1ポジション型 |
| 最大ポジション数 | 1 |
| 最大ロット | 1ロット |
| 損切り | 最大100pips |
| 利確 | トレーリングストップにより利確(固定の利確幅なし) |
| 両建て | なし |
| サーバー時間 | GMT+3/+2、GMT+0のどれでも対応 |
| 利用者 | 133人 |
| レビュー | 0件 |
| 販売開始 | 2013年5月17日(最終更新 2026年1月27日・バージョン26-2) |

商品画像に書かれている「Ririys System」は、出品者の屋号(Ririy’s工房)からきている名前です。出品者は「tagosaku USDJPY MT5版」も別の商品として出していますが、こちらの記事はMT4版を扱います。
仕組み:移動平均線で乗り、ATRで降りる
エントリー:移動平均線+各種フィルター
販売ページの説明は短く、要点だけが書かれています。
移動平均線により売買サインを出しエントリーするトレンドフォロータイプのシステムです。 <エントリールール> 移動平均線と各種フィルターによりトレンドを判断しシグナルを発します。
移動平均線の期間や、どんなフィルターを使っているかまでは公開されていません。わかっているのは、**「トレンドが出たと判断したら、その方向に1ポジションだけ持つ」**という基本の形です。
決済:出口が3つある
決済のルールは3つ書かれています。
| 決済の方法 | 内容 | 役割のイメージ |
|---|---|---|
| 指標サイン | 移動平均線によるトレンド反転サインで決済 | トレンドが終わったと判断したら降りる |
| ATRトレーリングストップ | 値動きの幅(ATR)に合わせて損切りラインを利益方向へ引き上げていく | 伸びたトレンドの利益を守りながら追いかける |
| ATRによる天井・底の検出 | ATRで天井や底を検出したら退出する場合もある | 行き過ぎたところで早めに利益を確保する |
これに加えて、商品情報では最大の損切りが100pipsと決まっています。利確には固定の幅がなく、「トレーリングストップにより利確」とされています。
つまり、損失の上限は決まっているが、利益の上限は決まっていない設計です。トレンドが長く続けば1回のトレードで大きく取れる一方、トレンドが出ないレンジ相場では、小さな損切りが続きやすくなります。この性格が、後で見る「勝率37%台」という数字にそのまま表れています。
1ポジション型・ナンピンなし
販売ページの分類は「1ポジション型」で、フォワードの最大保有ポジション数も1です。含み損を抱えたまま買い増していくナンピン型とは違い、1回の負けの大きさは損切り幅で決まります。資金管理が読みやすいタイプのEAです。
どのサーバー時間でも使える
販売ページには「GMT+3/+2、GMT+0 どれでも対応可能です」と書かれています。FX会社によってMT4のサーバー時間は違いますが、主要な2つの方式のどちらでも動くということです。商品情報には、動作を確認している運用可能会社の一覧も載っています。
フォワード成績:2013年から約13年分
販売ページでは、**2013年5月から続くリアル口座の運用実績(フォワード)**が公開されています。初期額100万円・円建てでの計測です。
| 項目(全期間) | 数字 |
|---|---|
| 収益 | +1,053,880円 |
| 口座残高 | 2,053,880円 |
| 勝率 | 37.88%(3,081回中1,167勝) |
| プロフィットファクター(PF) | 1.25 |
| リスクリターン率 | 8.08 |
| 平均利益/平均損失 | 4,694円/−2,295円 |
| 最大利益/最大損失 | 69,820円/−15,430円 |
| 最大保有ポジション数 | 1 |
| 最大ドローダウン | 20.25%(130,375円) |
| 推奨証拠金 | 323,717円 |
| 含み損益(執筆時点) | −459円 |
数字の読み方
1. 勝率37.88%でも利益が残る理由
10回のうち6回以上は負けている計算です。それでも利益が残っているのは、平均利益(4,694円)が平均損失(−2,295円)の約2.05倍あるからです。
平均利益が平均損失の2.05倍なら、損益がちょうどゼロになる勝率は、1÷(1+2.05)で**約32.8%**です。実際の勝率37.88%はそれを5ポイントほど上回っていて、その差が13年間で約105万円の利益になった、という見方ができます。
逆にいうと、勝率が数ポイント下がる時期が続けば、利益はほとんど出なくなるということでもあります。PF1.25という数字も、「大きく勝ち越すEA」ではなく「わずかな優位を長く積み重ねるEA」であることを示しています。
2. リスクリターン率8.08は「最大DDの8倍稼いだ」という意味
リスクリターン率は、収益を最大ドローダウンの金額で割った数字です(1,053,880円÷130,375円=8.08)。13年間で、最大の落ち込みの約8倍の利益を出したことになります。
3. 推奨証拠金の中身
推奨証拠金323,717円は、最大ドローダウン130,375円の2倍(260,750円)に、約63,000円を足した額になっています。この約63,000円は、ポジションを持つのに必要な証拠金の部分と考えられます。レバレッジ25倍・1ドル150円台で約63,000円の証拠金が必要になるのは、0.1ロット(1万通貨)前後のポジションです。そこから、フォワードは0.1ロット前後で計測されているとみられます(販売ページにロット数の記載はないため、あくまで逆算です)。
実際、平均利益4,694円は0.1ロットなら約47pips、平均損失−2,295円は約23pipsにあたり、損切りの上限100pipsとも矛盾しません。
年ごとの収益
フォワードの収益グラフから、年末時点の累計収益と、その年の増減を読み取ると次のようになります。
| 年 | 年末の累計収益 | その年の増減 |
|---|---|---|
| 2013年(5月〜) | 109,940円 | +109,940円 |
| 2014年 | 168,310円 | +58,370円 |
| 2015年 | 169,510円 | +1,200円 |
| 2016年 | 264,500円 | +94,990円 |
| 2017年 | 213,715円 | −50,785円 |
| 2018年 | 255,755円 | +42,040円 |
| 2019年 | 251,935円 | −3,820円 |
| 2020年 | 385,525円 | +133,590円 |
| 2021年 | 388,669円 | +3,144円 |
| 2022年 | 535,851円 | +147,182円 |
| 2023年 | 639,080円 | +103,229円 |
| 2024年 | 772,276円 | +133,196円 |
| 2025年 | 976,721円 | +204,445円 |
| 2026年(9月末まで) | 1,053,880円 | +77,159円 |
※グラフの値から計算した概算です。
この表から、tagosaku USDJPYの性格がよく見えます。
- マイナスの年が2回(2017年・2019年)、ほぼ横ばいの年が2回(2015年・2021年)ある
- 利益が大きかったのは、2020年・2022年・2024年・2025年など、ドル円に大きな方向感が出た年
- 2017年の−50,785円は、フォワードで一番大きな年間の後退
「毎年コツコツ増える」EAではなく、トレンドの出ない年は足踏みし、トレンドの年にまとめて取り返す、というトレンドフォローらしい成績です。2017年から2019年にかけては、約3年間ほとんど資産が増えていない時期もありました。購入するなら、この「待つ期間」を受け入れられるかどうかが一番大事なポイントです。
期間別の成績
販売ページでは、期間を区切った成績も見られます。
| 期間 | 収益 | PF | 勝率 | 最大DD率(金額) |
|---|---|---|---|---|
| 直近1か月 | +58,067円 | 2.82 | 47.37% | 5.61%(21,851円) |
| 直近3か月 | +101,642円 | 2.24 | 43.75% | 6.91%(26,471円) |
| 直近6か月 | +41,476円 | 1.26 | 34.35% | 20.35%(65,889円) |
| 直近12か月 | +140,703円 | 1.43 | 36.48% | 15.63%(66,182円) |
| 直近24か月 | +332,978円 | 1.49 | 39.58% | 10.75%(66,182円) |
| 全期間 | +1,053,880円 | 1.25 | 37.88% | 20.25%(130,375円) |
どの期間でも収益はプラスです。直近の24か月・12か月は全期間よりPFが高く、ここ数年は調子のよい時期が続いています。一方で、直近6か月の最大DDは約6.6万円で、直近3か月の好調(+約10万円)の前に、いったん大きく削られていたことがわかります。
最大DD率の%は、初期額100万円に対する割合ではなく、販売サイト独自の基準で計算されています。実際に口座から減る金額で見ておくほうが、資金計画には使いやすいです。
自分が運用する場合の必要資金
3つの基準
| 基準 | 資金の目安 | 前提 |
|---|---|---|
| 販売ページの推奨証拠金 | 約32万円 | フォワードと同じ規模(0.1ロット前後とみられる) |
| フォワードの最大DD額 | 約13万円の下落に耐えられること | 13年間で実際に出た最大の落ち込み |
| 直近の最大DD額 | 約6.6万円 | 直近6か月〜24か月の最大の落ち込み |
フォワードと同じ規模で動かすなら、約32万円が出発点です。これは最大DDの2倍を見込んだ額なので、過去最大の落ち込みがもう一度来ても、口座の半分以上は残る計算になります。
ロットを変えた場合
1ポジション型なので、ロットと損益はほぼ比例します。フォワードが0.1ロット前後で計測されていると仮定すると、次のように考えられます。
| ロット | 必要資金の目安 | 過去最大DDの目安 |
|---|---|---|
| 0.05ロット | 約16万円 | 約6.5万円 |
| 0.1ロット | 約32万円 | 約13万円 |
| 0.2ロット | 約65万円 | 約26万円 |
| 0.3ロット | 約97万円 | 約39万円 |
※推奨証拠金と最大DDをロットに比例させた概算です。ドル円の価格や口座のレバレッジで、必要証拠金は変わります。
連敗に備える
勝率37.88%のEAでは、負けが続く場面が普通に起こります。最大損切り100pipsは0.1ロットで約1万円ですが、実際の平均損失は約2,300円(約23pips)です。10連敗しても、平均的な負け方なら約2.3万円の後退で、推奨証拠金32万円の1割に届きません。1回の負けが小さいから、連敗しても口座が大きく傷みにくい、という点が1ポジション型のよさです。
ただし、年単位では2017年のように1年で約5万円減ったこともあります。「数か月勝てないから止める」を繰り返すと、トレンドの年の利益を取り逃がしてしまうタイプのEAです。
口コミ・評判
tagosaku USDJPYには、執筆時点で購入者レビューが1件も投稿されていません。13年以上売られていて利用者が133人いる商品としては珍しいですが、評価の判断材料がないわけではありません。
| 判断材料 | 内容 |
|---|---|
| 利用者数 | 133人(残り137本で値上げ予定) |
| お気に入り登録 | 190件 |
| 販売ページの質問 | 26件 |
| フォワード | 約13年の実運用データ。全期間で+1,053,880円 |
| 更新 | 2026年1月にもバージョンアップ(26-2) |
| 出品者のフォロワー | 151人 |
販売ページには26件の質問が寄せられていて、購入前の疑問はそこから確認できます。レビューがない分、**13年分のフォワードそのものが、このEAのいちばん確かな「評判」**と言えます。発売から長い時間がたっても、出品者が更新を続け、フォワードの計測も続いていることは、購入を考えるうえでの安心材料です。
同じロジックのMT5版も、利用者の要望を受けて2026年に発売されています。MT5版にもレビューはまだありません。
どんな人に向いているか
- ドル円を、ナンピンなしの1ポジションで自動売買したい人
- 勝率より、損小利大のトレンドフォローを好む人
- 1年単位で足踏みする時期があっても、長期で持ち続けられる人
- 30万円前後から、少ない資金でEAを始めたい人(ロットを下げればさらに少額から)
- MT4の環境をすでに持っている人
反対に、毎月安定してプラスになることを期待する人や、高い勝率で安心したい人には、性格が合わない可能性があります。ドル円EAでも、設計の違うものと比べたい場合は、AIが利確と損切りを判断するMikazuki USDJPY MT5版や、単利・複利を選べるLTAF_USDJPY_H1の記事も参考になります。
よくある質問
MT5でも使える?
この商品はMT4用です。MT5で使いたい場合は、別商品の「tagosaku USDJPY MT5版」を購入する必要があります。販売ページによると、MT5版は「MT-4版とまったく同じ内容」のロジックです。
どのFX会社で使える?
サーバー時間がGMT+3/+2、GMT+0のどちらでも対応しているので、多くのFX会社で動かせます。販売ページの「運用可能会社」の一覧で、動作を確認している会社を確認できます。フォワードの計測には、レバレッジ25倍の国内口座も使われています。
利確の目標はある?
固定の利確幅はありません。ATRのトレーリングストップや、移動平均線の反転サイン、ATRの天井・底の検出で決済します。トレンドが続くほど利益が伸びる設計です。
損切りはある?
あります。最大の損切りは100pipsです。ナンピン・マーチンゲールは使わず、ポジションは常に1つです。
勝率が低いのは問題ない?
トレンドフォロー型のEAでは、勝率3〜4割はめずらしくありません。大事なのは勝率と平均損益のバランスで、このEAは平均利益が平均損失の約2倍あることで利益を残しています。ただし、勝てない期間が数か月〜1年単位で続くことがあるので、それを前提に資金とロットを決めてください。
値上げの予定は?
販売ページでは、残り137本で31,000円に上がると表示されています(執筆時点)。本数は入金完了でカウントされます。
まとめ
tagosaku USDJPYの口コミ・評判をまとめます。
- ドル円・MT4専用のトレンドフォローEA。移動平均線で入り、反転サイン・ATRトレーリング・ATRの天井底検出で決済
- 最大1ポジション・最大損切り100pips。ナンピン・マーチンなし
- フォワードは2013年から約13年で**+1,053,880円**。勝率37.88%・PF1.25、平均利益が平均損失の約2倍の損小利大型
- 最大DDは約13万円。年単位では2017年・2019年がマイナスで、トレンドの出ない年は足踏みする
- 必要資金の目安は、フォワードと同じ規模で約32万円
- 価格は30,000円。残り137本で31,000円に値上げ予定。レビューは0件、MT5版は別商品
「派手さはなくても、ナンピンなしの1ポジションで、ドル円のトレンドを長く取り続けたい」という人にとって、13年分のフォワードが公開されているtagosaku USDJPYは、判断材料のそろったEAです。年ごとの浮き沈みを確認したうえで、最新のフォワードを販売ページで確かめてから判断してください。
※記事中の価格・利用者数・成績は執筆時点(2026年9月30日)の販売ページの記載にもとづきます。フォワードは過去の運用実績で、将来の利益を保証するものではありません。FX・CFD取引には元本を失うリスクがあります。投資の最終判断はご自身の責任でお願いします。