玄武 Genbuの口コミ・評判|ドル円M1・常に1ポジションのEAを8年検証とフォワード成績で確かめる

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目次

「玄武 -Genbu-(げんぶ)」は、ノリックさんが出品しているドル円(USDJPY)1分足専用のMT5用EAです。四神獣シリーズの1体で、販売ページでは「四神獣の基準となるモデル」と紹介されています。

設計はシンプルで、ポジションは常に1つだけ。ナンピン・両建て・マーチンゲールは使わず、損切りは常に実注文として置いたまま保有し、含み益が乗るとトレールで損切り位置を引き上げます。ロジックは非公開で、ユーザーが変えられるのはロット・取引時間帯・スプレッド上限・マジックナンバーだけです。

販売ページのキャッチは「バランスを重視したモデルです。取引回数と1トレードの利益、どちらにも偏らせていません。」。この記事では、8年間のバックテストと、リアル口座のフォワードの数字を並べて読みます。**執筆時点でフォワードはマイナス(−11,850円)**で、最大ドローダウンもバックテストより大きく出ています。その理由を数字から整理し、自分が動かす場合の資金とロットまで落とし込みます。

この記事の結論

  • ドル円・M1専用、常に1ポジション。ナンピン・両建て・マーチンなし、損切りは常に実注文で、含み益が乗るとトレール
  • バックテスト(2018〜2025年・100万円・0.5ロット・スプレッド上限0.8pips)はPF1.30・最大DD9%・総取引15,820回・総収益約690万円
  • フォワード(リアル口座)は収益−11,850円(収益率−1.82%)・勝率75.86%・PF0.98・最大DD19.66%。直近1か月は−106,650円
  • 平均利益2,259円・平均損失−7,231円で、損益分岐の勝率は約76%。取引回数が多く、スプレッドや約定の差が成績に直結する設計
  • 価格は30,000円・利用者4人。星4以上のレビューはまだない

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玄武 Genbuの基本情報

項目 内容
商品名 玄武 -Genbu-
出品者 ノリック
種類 EA(全自動売買)
価格 30,000円(税込)
対応プラットフォーム MT5
通貨ペア・時間足 USDJPY・M1専用(ほかの通貨ペア・時間足では動作しない)
ポジション 常に1つ(返済まで新規は持たない)
ナンピン・両建て・マーチン なし
損切り 常に実注文として設定(最大18pips)。含み益が一定に達するとトレール
利確 独自ロジックで決済(成行)
変更できる設定 ロット・取引時間帯・スプレッド上限・マジックナンバー
取引時間帯(初期値) 4:00〜17:30(サーバー時間。GMT+2/夏GMT+3基準)
複利 なし(ロットは各自で判断)
推奨環境 スプレッド0.8pips以下、約定の速いブローカー・VPS
利用者 4人
レビュー まだなし
販売開始 2026年8月12日(バージョン2)
玄武 Genbu(四神獣シリーズ)の商品画像
玄武 Genbu(四神獣シリーズ)の商品画像(販売ページより)

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玄武 Genbuの仕組み

常に1ポジション、損切りは実注文

販売ページの「設計」の項目には、次のように書かれています。

  • バックテストは、実際のティックと変動スプレッドで実施
  • 特定の時期に合わせた調整はしていない
  • 条件を追加して取引を絞り込む設計にはしていない
  • ポジションは常に1つだけ
  • 両建て・ナンピン・マーチンゲールは行わない
  • 損切りは常に実注文として置いている

「損切りを実注文で置く」というのは、EAの内部で損切りを判断するのではなく、ブローカーのサーバーに損切り注文を出しておくという意味です。MT5が止まったりVPSの通信が切れたりしても、損切りはサーバー側で実行されます。商品情報では、最大の損切り幅は18pipsとされています。

取引の流れ

  1. エントリーすると、損切りを実注文として置いたうえで保有する
  2. 含み益が一定に達すると、トレールで損切り位置を引き上げ、利益を守りながら伸ばす
  3. 決済条件に達すると、成行で決済する
  4. ポジションは常に1つで、返済するまで次の新規は持たない

エントリーと決済の条件は非公開です。FAQでも「ロジックを教えてください」に対して「非公開とさせていただいております」と回答されています。

値動きのない相場は見送る

販売ページによると、玄武は値動きのある相場を前提にした設計で、ボラティリティが一定に満たない場合は取引を見送ります。また、スプレッドが上限(初期値の目安は0.8pips)を超えているときもエントリーしません。FAQの「エントリーしない時間があります」という質問にも、「スプレッド条件を満たさない場合は、取引を見送る設計」と答えています。

四神獣シリーズの「基準」

四神獣シリーズは、それぞれ値動きの捉え方が違うEAのシリーズとされています。玄武はその中で「取引回数と1トレードの利益、そのどちらにも偏らない」バランス型で、販売ページは「最初の1体としても、複数運用の軸としても置きやすい性格」と説明しています。ほかのEAとの同時稼働も可能で、マジックナンバーが重なる場合は変更すれば使えます。

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バックテストの結果(2018〜2025年の8年間)

項目 数字
テスト期間 2018年1月1日〜2025年12月31日
条件 0.5ロット・初期証拠金100万円・スプレッド上限0.8pips・USDJPY M1
総取引数 15,820回
プロフィットファクター(PF) 1.30
リカバリーファクター 37.48
最大ドローダウン 9%
総収益 約6,900,000円

販売ページは「上記はバックテストの結果で、将来の利益を保証するものではない」「金額は0.5ロット・初期証拠金100万円での検証値で、ロットにより増減する」と注記しています。

数字の読み方

1. 取引は1か月に160回以上

8年で15,820回なので、1年あたり約1,980回、1か月あたり約165回です。1日に数回〜十数回エントリーする計算で、取引回数の多いスキャルピング寄りのEAです。

2. 1回あたりの利益は1pipに届かない

総収益約690万円を15,820回で割ると、1回あたり約436円です。ドル円0.5ロット(5万通貨)では1pip=500円なので、1トレードあたりの平均の取り分は約0.87pipsになります。

3. だからスプレッドと約定の影響が大きい

1回の取り分が1pip未満ということは、取引コストがわずかに増えるだけで成績が大きく変わるということです。たとえば、スプレッドやスリッページで1回あたり0.1pips多くかかると、

  • 0.1pips × 500円 × 15,820回 = 約79万円

8年間の総収益の1割以上が消える計算です。販売ページが「取引回数が多く、スプレッド・スリッページの影響を受けやすい設計」と書き、スプレッド0.8pips以下・約定の速いブローカー・VPSを推奨しているのはこのためです。

4. PF1.30は「余裕の小さい勝ち方」

PF1.30は、総利益が総損失の1.3倍という意味です。プラスではあるものの、総損失が総利益の77%ほどにあたるので、コストや相場の変化で利益と損失のバランスが崩れると、PFは1を下回りやすくなります。次に見るフォワードが、まさにその状態です。

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フォワード成績:執筆時点ではマイナス

販売ページでは、リアル口座での運用実績(フォワード)が公開されています。初期額100万円・円建てです。

項目(全期間) 数字
収益 −11,850円
口座残高 988,150円
収益率 −1.82%
勝率 75.86%(377回中286勝)
プロフィットファクター 0.98
リスクリターン率 −0.08
平均利益/平均損失 2,259円/−7,231円
最大利益/最大損失 19,650円/−10,650円
最大保有ポジション数 1
最大ドローダウン 19.66%(151,600円)
推奨証拠金 649,521円

期間別に見ると、次のとおりです。

期間 収益 PF 勝率 取引数 最大DD率
直近1か月 −106,650円 0.78 72.87% 247回 22.42%
全期間 −11,850円 0.98 75.86% 377回 19.66%

数字の読み方

1. 最初の約130回はプラス、直近1か月で崩れた

全期間が−11,850円、直近1か月が−106,650円なので、直近1か月より前の約130回では約+9.5万円のプラスでした。そこから直近1か月の247回で約10.7万円のマイナスになり、全期間でわずかにマイナスという状態です。

2. 損益分岐の勝率は約76%

平均利益2,259円、平均損失−7,231円から、収支がトントンになる勝率を計算すると、

  • 7,231 ÷(2,259 + 7,231)= 約76.2%

です。フォワードの勝率75.86%は、この損益分岐をわずかに下回っています。4回に3回以上勝っても、それだけでは足りない構造で、勝率が数%動くだけで収支がプラスにもマイナスにも振れます。直近1か月の勝率72.87%は、分岐点を3%ほど下回っていたことになります。

3. 平均の勝ち幅・負け幅をpipsにすると

フォワードのロットは販売ページに書かれていませんが、仮にバックテストと同じ0.5ロット(1pip=500円)だとすると、

  • 平均利益2,259円 ≒ 約4.5pips
  • 平均損失−7,231円 ≒ 約14.5pips
  • 最大損失−10,650円 ≒ 約21pips

となります。最大損失が損切り上限の18pipsを少し超えているのは、成行決済でのスリッページが含まれている可能性があります(ロットは仮定です)。

4. 最大DDはバックテストの約2倍

バックテストの最大DDは9%ですが、フォワードは19.66%(151,600円)、直近1か月に限ると22.42%です。フォワードの期間はまだ短いものの、8年間のバックテストで一度もなかった深さの落ち込みが、リアル口座の最初の数か月で出ていることは、数字として押さえておく必要があります。

バックテストとの差をどう見るか

バックテストとフォワードの差の理由は、販売ページには書かれていません。考えられるのは次のような点です。

考えられる要因 内容
取引コスト 1回の取り分が1pip未満なので、スプレッド・スリッページが少し増えるだけで収支が大きく変わる
相場環境 値動きのある相場を前提にした設計で、直近の値動きが合わなかった可能性
期間の短さ 377回はバックテストの15,820回に比べて少なく、短期的な負けの偏りが出やすい

いずれも推測で、どれが主な原因かは断定できません。フォワードがこの先プラスに戻るのか、マイナスが続くのかは、販売ページで最新の数字を確認しながら判断するのが確実です。

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自分が運用する場合の必要資金

1回の損切りでいくら減るか

玄武はナンピンをしないので、損切り1回の大きさから資金を考えられます。ドル円は1万通貨で1pip=100円なので、最大の損切り幅18pipsの場合、

ロット 通貨量 18pipsの損切り1回
0.01 1,000通貨 約180円
0.1 1万通貨 約1,800円
0.5(検証条件) 5万通貨 約9,000円
1.0 10万通貨 約18,000円

となります(スリッページで実際の損失はこれより大きくなることがあります)。

資金とロットの目安

販売ページはロットについて「複利は用いない。資金に応じて各自で判断を。初期値は一例で、推奨額を意味するものではない」としています。判断の材料になる数字を並べると、次のとおりです。

基準 数字 前提
バックテストの条件 100万円で0.5ロット 最大DD9%
フォワードの推奨証拠金 約65万円 フォワードと同じ規模で運用する場合
フォワードの最大DD額 約15万円 実際に出た最大の落ち込み

バックテストの最大DD(9%・約9万円)ではなく、フォワードの最大DD(約15万円)を基準に、それに何回か耐えられる資金を考えておくと安全です。たとえば0.5ロットなら100万円で約15%、0.25ロットなら同じ資金で約7〜8%の落ち込みになる計算です。

少額で確かめる方法

フォワードがマイナスの時期もあるEAなので、最初は0.01〜0.1ロットで動かし、自分のブローカーでのスプレッドと約定で成績がどうなるかを確かめてからロットを決めるのがおすすめです。1か月に160回前後の取引があるので、1〜2か月動かせば、ある程度の回数がたまります。

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使う前に確認しておきたい設定

取引時間帯はサーバー時間

取引時間帯の初期値は**4:00〜17:30(サーバー時間)**で、GMT+2(冬)/GMT+3(夏)のブローカーのサーバー時間を基準にしています。この時間帯を日本時間に直すと、

  • 冬時間(GMT+2):11:00〜翌0:30
  • 夏時間(GMT+3):10:00〜23:30

です。販売ページは「本EAはサーバー時間で動作し、夏時間・冬時間の自動調整は行わない」と書いています。サーバー時間がGMT+2/+3でないブローカーを使う場合は、取引時間帯の数値を自分で調整する必要があります。

スプレッド上限

スプレッドが上限を超えるとエントリーしません。上限を広げれば取引回数は増えますが、1回あたりのコストも増えるので、1回の取り分が1pip未満のこのEAでは慎重に扱いたい設定です。

マジックナンバー

ほかのEAと同じ口座で動かす場合、マジックナンバーが重ならないように変更します。

口コミ・評判

玄武 Genbuは2026年8月に発売され、執筆時点では購入者レビューがまだ投稿されていません(利用者4人)。

レビューの代わりに判断材料になるのは、次の2つです。

判断材料 内容
フォワード成績 377回で−11,850円・PF0.98・最大DD19.66%。直近1か月は−106,650円
8年のバックテスト PF1.30・最大DD9%・15,820回。実際のティックと変動スプレッドで検証

販売ページには、バックテストの成績に加えて「相場環境によっては、掲載の成績と異なる結果になる場合がある」「実際の運用は、余裕資金の範囲内で」という免責も書かれています。フォワードがマイナスの現状は、まさにこの注意書きが当てはまる局面です。

同じドル円でナンピンを使わないEAとしては、Mikazuki USDJPY MT5版の口コミ・評判でも、バックテストとフォワードの読み方を整理しています。

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どんな人に向いているか

  • ナンピン・マーチンを使わず、1回ごとに損切りが決まっているEAを探している人
  • スプレッドの狭いブローカーとVPSを用意できる人
  • 取引回数の多いEAで、勝率とコストのバランスを自分で見守れる人
  • フォワードがマイナスの期間があることを理解したうえで、小さなロットから試せる人
  • 四神獣シリーズなど、複数のEAを組み合わせて運用したい人

反対に、ロジックの中身を理解してから使いたい人(ロジックは非公開)や、スプレッドが広めの口座しか使えない人には向きにくい設計です。

よくある質問

MT4でも使える?

使えません。MT5用です。

ドル円以外でも使える?

使えません。USDJPY・M1専用で、ほかの通貨ペア・時間足では動作しないと明記されています。

設定は変えたほうがいい?

主要な設定は最適化済みで、変更は不要とされています。変えられるのはロット・取引時間帯・スプレッド上限・マジックナンバーです。取引時間帯は、ブローカーのサーバー時間に合わせて調整が必要な場合があります。

エントリーしない日があるのはなぜ?

ボラティリティが一定に満たない場合や、スプレッドが上限を超えている場合は取引を見送る設計です。

複利で運用できる?

複利機能はありません。ロットは資金に応じて自分で決めます。

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まとめ

玄武 Genbuの口コミ・評判をまとめます。

  • ドル円・M1専用のMT5 EA。常に1ポジション、ナンピン・両建て・マーチンなし、損切りは常に実注文
  • バックテスト(2018〜2025年・0.5ロット・100万円)はPF1.30・最大DD9%・15,820回・総収益約690万円
  • 1回あたりの取り分は約0.87pips。スプレッド・約定の差が成績に直結する
  • フォワードは**−11,850円(−1.82%)・PF0.98・最大DD19.66%**。直近1か月は−106,650円で、バックテストとの差が出ている
  • 損益分岐の勝率は約76%。フォワードの勝率75.86%はわずかに下回っている
  • 価格は30,000円・利用者4人。レビューはまだない

1回ごとに損切りが決まっていて、建玉を積み上げない設計は、資金管理のしやすいタイプです。一方で、執筆時点のフォワードはマイナスで、ドローダウンもバックテストより大きく出ています。スプレッドの狭い環境を用意したうえで、最新のフォワードを販売ページで確認し、小さなロットから試して判断してください。

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※記事中の価格・利用者数・成績は執筆時点(2026年9月30日)の販売ページの記載にもとづきます。バックテストは過去データによる検証で、フォワードも過去の運用実績です。いずれも将来の利益を保証するものではありません。FX・CFD取引には元本を失うリスクがあります。投資の最終判断はご自身の責任でお願いします。